こんにちは。
ウケデンタルオフィス表参道院、歯科衛生士の本吉です。
もうすぐバレンタインですね。
街に出ると甘い香りが漂い、おいしそうなチョコレートを販売しているお店をよく見かけます。
甘いチョコレートで心配なのは、やはりむし歯。
むし歯菌は糖分を栄養にして酸を出し、歯が溶ける脱灰と歯を守る再石灰化のバランスが崩れたときにむし歯になります。
ですので、歯のことを考えると砂糖の塊であるチョコレートの摂取は控えたほうがよいでしょう。しかし、そうはいっても甘い物を楽しみたいときもありますよね。
よく、私たちは「歯医者さんって甘い物食べないの？」と聞かれますが、疲れた時などに食べることもあります。けれども、むし歯はありません。
むし歯は多因子性疾患と言われており、甘い物を食べるにしても食べ方や食品の選び方、歯磨きやフッ素、唾液など様々なことが重なったときに起こります。
こういったことを知っておくだけでもむし歯の予防はできるので、詳しくはスタッフまでお伺いください。今度むし歯についてもブログで書きますね。
そこで今回は、むし歯になりにくいチョコレートをご紹介します！
バレンタインにおすすめなのは「キシリトールチョコ」です。
キシリトールというとガムのイメージが強いと思いますが、チョコレートも販売しています。
キシリトールは代用甘味料と呼ばれており、むし歯の原因にならないとされています。
むし歯の発生と進行を防ぐともいわれていますが、むし歯予防の明確なエビデンスは残念ながらありません・・・。
キシリトールを食べたからといってむし歯にならないわけではありませんが、むし歯の原因となることはないので、甘い物を食べたいときにはおすすめです。
ネット通販で販売しているのでよかったら探してみてください。もし手作りのチョコレートを考えているのであれば、砂糖の代わりにキシリトールを使ってみるのはいかがでしょうか。
